セレスポ

実績詳細

第38回 全国育樹祭(山形県開催)

式典会場の全景

■日時:平成26年10月12日(日)
■会場:山形県金山町 山形県遊学の森(式典会場、お手入れ会場)

平成26年10月12日、秋晴れの下、山形県金山町の山形県遊学の森において、「第38回全国育樹祭」が、皇太子殿下ご臨席のもと開催されました。
この大会は、国土緑化運動の一環として、活力ある森林を育て、次世代へと受け継ぐことの大切さを伝えることを目的とするもので、昭和52年から毎年秋季に開催されており、昭和25年から開催されている全国植樹祭とともに、国民的な森林・緑の二大祭典の一つです。

当社においては、式典の演出、舞台進行、運営、会場設営でお手伝いさせて頂きました。

ゲストの皆さま

式典には全国各地で緑化活動に取り組む約5200人が参加し、皇太子殿下によるお手入れのほか、緑化功労者の表彰や緑の少年団活動発表、苗木の贈呈等が行われました。皇太子殿下は、「緑を守り、育んできた技術や文化を次の世代に引き継いでいくことは、極めて大切なこと」とあいさつされました。

プロローグでは、地元の伝統芸能である稲沢番楽や花笠踊りが披露されました。また、メインアトラクションは、出羽三山神社山伏の法螺貝の演奏から始まり、劇団「ワハハ本舗」元座長の山形県天童市出身『佐藤正宏』さんが松尾芭蕉に、山形県米沢市出身の若手俳優『渡部紘士』さんが弟子の曽良に扮して登場し、「奥の細道」をテーマに芭蕉と曽良の山形県内の紀行を最上川舟唄を交えながら紹介、山形県の豊かな自然や東日本大震災からの復興の歩みを表現しました。エンディングでは、チェリストの増川大輔さんによるチェロの演奏に乗せて、出演した子供たちとともに復興支援ソング「花は咲く」を歌い上げました。

式典終了後のエピローグでは、女優の渡辺えりさんのナレーションで、大型映像に山形の魅力を伝える映像を放映しました。フィナーレでは山形県山形市出身で民謡日本一のシンガーソングライター『朝倉さや』さんが登場し、水の歌、レット・イット・ゴーを含む全4曲を歌い上げ、山形県の雄大な自然に歌声を響かせて育樹祭を締めくくりました。

  • 朝倉さやさんの歌

  • 来賓の方々

  • 松尾芭蕉と曾良