60分間走

こんにちは。中村です。

8月21日(火)～27日(月)の1週間、長野県菅平高原でトレーニングをしました。菅平高原でのトレーニングは今年に入って4回目。合宿期間はすべて1週間と短い期間でしたが、身体が準高地に適応していることを感じました。今回の合宿では、9月21日(金)～23日(日)に開催される全日本実業団に向けて高強度のトレーニングを実施。
トラックでの専門的なトレーニングだけでなく、クロスカントリーや不整地を走るボリュームも増やし、3000mSCのタフなレースを最後までしっかり走り切れるように強化をしました。

3000mSCはただ走るだけでなく、ハードルを越える動作が加わります。持久力だけでなくスピードはもちろん、パワーも必要になります。ハードル前で加速し、ハードルを越える技術も必要です。不整地を走ることで、3000mSCに必要なあらゆる要素が強化できるため積極的に取り組んでいます。

晴れの日のダボスの丘

「できていることはやらない、できないこともやらない。ビジョンを持って理想の走りを追及する」コーチからの言葉です。最初は、いったい何を言っているのだろうと思っていましたが、少しずつ言葉の本質を感じられるようになってきました。
試合の日までにどんな自分になっていたいか、そのレースでどんな走りをしたいか。まずはゴールを決める。そこにたどり着くために必要なことだけをやる。それはとてもシンプルなことです。
一つ一つ、コツコツ積み上げていくことも大切。でもそのベクトルは、自分のビジョンにしっかり向かっているのか？？大きなずれがそこにないか？？常に自分に問いかけることも大切なのかな、と気づかされました。

最後まで自分のビジョンに向かって自問自答しながら走り抜けたいと思います！！！