活動紹介
三宅島帰島支援レポート
活動先の島民宅で一緒に昼食
2000年6月に始まった雄山の噴火で、全島民の皆さんは4年半もの長きにわたり島外避難を余儀なくされました。2005年2月三宅島への帰島開始に際し、セレスポでは「三宅島災害・東京ボランティア災害センター」様を通じて社員をボランティアとして派遣し、生活再建のお手伝いをさせていただきました。この活動は「人と人との絆」や「集い」の意味を改めて知るよい機会となりました。
■活動期間
2005年2月~4月
■活動内容
・引越しサポート
・生活環境サポート(除灰作業、竹・草刈作業、廃家財搬出作業)
・ふれあい交流
◆引越しサポート
三宅島へ帰島される方々の引越しをお手伝いしました。高齢の方々にとっては、体力的にも大変な作業です。島民の方々のニーズに合わせて、家の中の片付けなども行いました。
◆生活環境サポート
4年半に渡って三宅島から離れていたことにより、生活周辺環境の整備をサポートする活動です。主な活動は「除灰作業」「萱や竹の刈り取り」「廃家財の屋外への搬出」「屋内清掃」などになります。最もニーズの高いものがこの作業でした。
◆ふれあい交流
島民の方々の帰島に合わせて、島民とボランティアが交流できる「ふれあいの場づくり」「雰囲気づくり」を活動の中で実践いたしました。大切なことは「ひとりではない」「応援しています」という気持ちを寄せることです。支援センターでは「ふれあい交流事業」を最も重要な活動と位置づけられていました。
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家の中の掃除や片付け
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竹やぶの整備 (全て手作業)
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除灰作業 (土のうに灰を詰めて運び出す)