活動紹介
【東日本大震災・被災地復興支援について】『宮城県名取市閖上地区:湊神社例祭と復興祈願祭』
寄贈神輿を担ぐ地元の方々
■日時:平成24年10月21日(日)
■場所:宮城県名取市・閖上(ゆりあげ)地区
■タイトル:湊神社例祭・復興祈願祭
~『宮城県名取市閖上地区』の復興祭りにテントや看板を提供~
宮城県名取市閖上地区に鎮座する湊神社は、今回の大震災で完全に流失してしまいました。この地区では、周辺の氏子を含め、600人以上の尊いいのちが津波の犠牲になりました。東京都神社庁では、早くから様々な支援をしてまいりましたが、この度、仮設住宅で暮らす方に対し、少しでも元気になってもらおうとお祭りを開催いたしました。
これは、都内の下谷神社の阿部宮司を中心に、宮城県の若手の神職さんが協力して開催したもので、セレスポとしても少しでも協力したいとの主旨から、テント16張とテーブルクロス、看板を無償提供致しました。
当日は快晴であったことも手伝い、参加された仮設住宅に暮らす皆さんにも笑顔が戻り、その笑顔を見た時、今回このお祭りに参加させて頂いたことに心から感謝し、また感動が沸いてまいりました。
これからもセレスポとして出来ることを一つ一つ具体的な形として実現していきたいと、改めて心に期する機会となりました。
様々な方々の協力でにぎわう会場
◆会場風景
今回セレスポが提供したテントは宮城県の神職さん、都内の下谷神社の関係の皆さんと一緒に立てられました。お祭りは盛会のうちに無事終了することができました。
◆お祭りの縁日風景
笑顔が戻った子供たち。汗だくで対応する地元の若手の神職さんたち。
閖上の状況・日和山に建てられた神籬
◆津波で被災した閖上
かつては漁港として活気に満ちた閖上地区もほとんどが更地と化してしまいました。
◆日和山に建てられた神籬
津波で壊滅的な被害を受けた名取市閖上地区は、地域の神社の再興に向けて、通称『日和山』の上に高さ2.5mの神が宿る柱「神籬(ひもろぎ)」を湊神社の伊藤宮司や氏子の皆さんの協力で復興の第一歩になればとの思いで建立されました。