セレスポ

特集詳細

特集:お客さまとともに課題解決に挑む社員の声

MEMBER
  • 玉置 貴彬
    施工センター 制作課
  • 松尾 美保
    さいたま支店 営業課 課長
  • 内山 賢一
    スポーツ事業推進室

まずはセレスポに入社した理由と、いま携わっている仕事を教えてください。

松尾
大学を卒業してから、保険や自動車メーカー、人材派遣、印刷・出版など、いくつかの会社で事務職として働いてきました。事務という仕事もとても大切な仕事ですが、自分が本当にやりたい仕事を考えていく中で、たまたまPR会社に勤務していた時に携わったイベントでお客さまと接する楽しさを知り、転職を決意しました。セレスポというイベント会社があることを知ったのは、その時です。入社して17年。未だに大変なことも多いですが、回を重ねるごとに親しくなる自治体や地元の商店の方々、参加してくださった多くの人たちの笑顔を見ると「次もやりたい」と感じます。これだけ長く続けられていられるのは、イベントが自分のアイデアを形にできる仕事であり、大好きな地域に貢献できる仕事だからです。今は、さいたま支店で自治体を中心とした営業を担当する傍ら、チームのマネジメントも行うようになりました。
内山
私は、日本スポーツ協会を中心に営業や制作を担当しています。1989年入社ですから、もう35年もこの仕事を続けてきました。実は、もともとイベントに興味があったわけではなく、当時の就活が人材・求人情報誌についているハガキを送るというスタイルで、その雑誌の最初についていたハガキがセレスポだったという、ただそれだけの理由で応募しましたが、面接で事業内容も知らない私を面接官だった役員が熱心に誘ってくれました。最終的にはそれが入社するきっかけだったように思います。入社してからは本当に色々なことにチャレンジしました。
末期とはいえまだバブル期でしたから、イベントや式典の数も多く、会場設営から運営、営業などほぼ全ての業務をこなしてきました。これだけ長く続けてこられたのは、常に新しいことにチャレンジさせてもらったから。たとえ経験がなくても、頼られればその仕事を受けて、知恵を働かせてより良いイベントを作り上げる――これは今も変わらないセレスポの文化ですね。
玉置
私は2023年に入社してようやく一年が経ったところです。学生時代にサッカーをしていたことからスポーツイベントに興味があったのですが、色々調べていく中で、セレスポがスポーツイベントに強いイベント会社だと知り、応募しました。また、中学生の時に父の仕事の関係で海外に住んでいたことがあり、そこで身につけた語学力も活かせるのではないかという考えもありました。
今は、施工センターに所属し、関東近県の会場の設営を行っています。関係者含め、安全にイベントが行われるために自分にできることを常に考えながら、時間通りに会場を設営し、時間内に撤収する。現場ごとに違う雰囲気ややり方を学んでいる最中です。

これまで手掛けてきたイベントで、特に印象深かったものは?

玉置
経験はそれほど多くありませんが、2023年10月に鹿児島県で行われた国民体育大会で少年サッカーの一会場の責任者を担当したことです。この国民体育大会は、毎年、都道府県持ち回りで開催される国内最大のスポーツの祭典で、競技者も観戦者も多いとても大きな大会です。責任者の仕事は、会場に関わるさまざまな調整から始まり、現地に入ると今度は実行委員の方と直接話しながらレイアウトを変更したりなど対応力が求められます。また、競技が始まってからは観戦者がいる中で興行のことも考えなければならず、表側と裏側を両立させることがこんなに難しいのかと痛感させられました。開催日程も長く、二週間ほどの期間でアルバイトや協力会社の方々を入れると20人から30人くらいになるスタッフを管理しながら、的確な指示を出すなど、全体を見渡す広い視野も必要だと気づきました。
それでも大きな問題なく無事に終えることができたこと、また、大会の運営を体感できたことは最大の収穫でした。これまではプレーする側としてのサッカー競技でしたが、初めて運営する側として携わる中、選手や観客の方々の喜んでくださる表情は格別でした。
松尾
イベントの運営と一口に言っても、たとえば仮設トイレの設置からテーブルクロスのレンタルといったものまで、ありとあらゆるものを手配するのが私たちの仕事ですので、大小に関わらず本当に日々色々な仕事があります。その中でも一番記憶に残っているのは、2016年に埼玉県日高市で行われた「高麗郡建都1300年記念祭」です。
このイベントは、東アジアの強国だった高句麗から渡来した王族などによって、日高市や飯能市のあたりに「高麗郡」が建郡されてから1300年を迎えた2016年5月に、自治体・市民をあげて記念の祝祭が2日間にわたって執り行われました。式典やパレードなどの記念行事が目白押しの2日間で、2年ほど前からご相談いただき、準備を進めてきました。中でもパレードは例年の規模とは桁違いで、地元の保育園、幼稚園の園児、近隣の市、町にも協力 いただくなど、本当に多くの方がご参加くださりました。
私はそのパレードの担当者でしたが、規模的にも予算的にもこれほど大きなイベントを担当するのは初めての経験で、そのプレッシャーから本番の2週間くらい前には逃げ出したい気分にもなりました。何か忘れていることがあるのではないか、当日、突発的な何かが起こるのではないかと。でも、当日のパレードの最終地点で、参加者にサプライズで用意した巨大クラッカーから飛び出した紙テープを浴びた皆さんのはじける笑顔を見た時、本気でまたやりたいと思いました。イベントは毎回この繰り返しです。
そうそう、玉置くんとチームでやった仕事も大変でした(笑)!会場設営の機材を乗せた10トントラック4台が到着して、すぐにでも設営作業を始めなくちゃいけないのに、手配したはずの荷物を降ろすためのフォークリフトが来ない。荷物の量が多すぎて、人だけでできるような作業ではありません。慌ててフォークリフトを再手配しようとしましたが、すぐに対応してくれる協力会社さんは見つかりません。これでは、多方面の方々に迷惑をかけてしまうことになると、本当に焦りました。
玉置
それで結局、そこにいた人全員で、手で降ろし始めましたよね(笑)。
内山
あるある、そういうこと。でも、そういう時はやっぱり人の手で降ろし始めるしかないんだよね。後からそこにフォークリフトが合流すれば時間は取り返せるから。身体を動かしながら、知恵も精一杯働かす、これが、我々の命綱である「現場力」であり、経験する中で少しずつ改善点を探りながら、ここまでやってきました。
特に印象に残っているイベントは何かと問われると、たくさんありすぎて絞り切れないですね(笑)。本当に多くのイベントに携わり、初めて直面する出来事もたくさんありましたけど、セレスポには企画から会場設営、運営までをワンストップでできるプロがいましたし、ノウハウも揃っていましたから、そのたびに乗り越えながら、経験と信頼を積み重ねてくることができました。

セレスポとしては、2025年3月期を「リバイバル」の年と位置付けています。どう感じていますか。

内山
これまで我々が築き上げてきた信頼は簡単に失われるようなものではなく、実際、今もやるべき仕事が目の前に山積しています。セレスポの強みは、先ほどのお話のように、フォークリフトが来ないなら自力で降ろしてでも必ずやり遂げるといった強い気持ちを持った会社だということです。他に同じことができる会社があるのかと尋ねられたら、私は迷わず「ない」と答えます。
さらに、セレスポには「ライバルをも巻き込んで、一緒に作り上げる」という懐の深さもあります。もちろん、自分たちだけで新しいモノを作り上げるのが難しいときもありますが、そんな時は、自分たちに足りないものを持っている人たちと協力して作ればいいんです。変な縄張り意識、ライバル意識で戦ってしまうより、一緒にやっていいモノを作り、お互いの経験になればそれでいいと思うんです。逆に、セレスポの力が必要な時は、必ず協力を求めてくれますから。
松尾
そうですね。イベント業界全体が危機的な状況となった新型コロナウイルス感染拡大時でも、セレスポはネットワークやリソースを活用して、北海道から九州まで幅広い地域で接種会場の設営のみならず、運営までをサポートしてきました。コロナで失ったものを、コロナで取り返した会社であり、これができたイベント会社とできなかったイベント会社では、天と地ほどの差が生まれたと思います。それは、危機発生時の対応力やノウハウを得たという面でも、自治体との信頼関係を築いたという面でもです。お客さまとは今も信頼で結ばれていることを感じていますし、私たちはようやく羽を広げて、堂々と仕事ができることをとても喜んでいます。
玉置
私は、ちょうど指名停止の時期に入社したのですが、そんな時期でも、先輩たちは皆「前向きさ」を持っていて、行く現場ごとに多くの学びがありました。例えば、会場の設営もレイアウト通りに作り上げるのではなく、安全であることを前提としながら、資材の置き方もお客さまからどう見えているのかを確認し、工夫して置くようになりました。
松尾さんの現場に関わった時は、子ども連れのお客さまに対する気配りやより楽しんでいただくためにはどうすればいいのかをスタッフみんなが考えていて、私自身も多くのことに気づかされました。このように、良いモノ作るために妥協しない姿勢をお客さまも目にして、評価してくださっているのでしょう。私もチームの一員としてその信頼をつなげていく仕事がしたいと思っています。

これから、仕事を通じてどのような夢を叶えていきたいですか。

内山
長く、日本全国を飛び回りながらさまざまな場所でさまざまな仕事をしてきましたが、47都道府県のうち、鳥取県でだけ仕事ができていません。ここまで来たら、仕事で全国制覇を目指します(笑)。
そして、次世代のセレスポに引き継げることを少しずつ考えていく時期にきたことも感じています。これまでにオリンピック関連の仕事を始め、本当にさまざまな分野のイベントを担当してきました。イベントは色々な役割の人たちが集まり、才能を出し合ってつくり上げます。特に若い社員には、自分がやりたいと思うことや興味を持っていることがあるなら、声に出して言い続けてほしいと思います。声に出していればこそ、誰かの記憶に残り、何かの場面で思い出して、不意に実現することもあるはずです。
そして、常に色々なものに興味を持ち、アンテナを張り続けてほしいと思います。それがお客さまとのコミュニケーションを深め、より強い関係を築き、良いイベントをつくるための屋台骨となってくれます。私もまだまだ最新の音楽を聴いたりしますし、色々なものに興味を持ち続けますよ(笑)。
玉置
私はとりあえず自分のできる業務の幅がまだ狭いので、そこを広げるためにどんな業務でもやってみたいです。会場設営よりも前段階の企画もやりたいことのひとつです。もともとスポーツイベントに興味がありましたが、色々なイベントに関わる中で、式典やお祭りなどにも魅力を感じるようになり、まずは、自分のやりたいことを整理しながら、ひとつでも多く経験を積みたいと思います。
正直、自分の得意分野が何なのか、やりたいことが何かもはっきりわかっていませんから、得意分野を伸ばすというより、不得意をなくすところから始めていきたいです。
松尾
私は、女性管理職の比率を上げたいと思っています。イベントは拘束時間が長かったり、週末が仕事になるなど勤務日程が不規則なこともあって、仕事に100%向き合えないもどかしさがあったり、サポート役に回ったりすることが増え、退職を選ぶケースもまだまだあります。とても残念なことですよね。
それを変えるために私にできることは、「頑張ればできる」という姿勢を見せることではなく、「ゆるく」働いている私でも成果をあげられて、それがちゃんと評価され、キャリアを目指せるという実績を作ることだと思うんです。
私がこれまで子育てをしながら、やりたい仕事を続けてこられたのは、それぞれの経験と視点から、私の仕事を支え、ミスを未然に防ぐためにフォローしてくれる社員みんなのおかげです。誰よりも残業時間や労働時間が短いかもしれない私が、未来を切り開いていければ、子育てもやりたい仕事も諦めずに済む女性社員が増えるかもしれません。だって、私が必死になって働いて、それでもマネージャー以上になれなかったら、キャリアを積みたいと 思っている女性社員も未来に期待できなくなっちゃうでしょう?だから、やる時はやる、任せる時は任せるというメリハリある姿勢で新しい道を作ります。これが、私にできる先輩や会社への感謝と貢献ですから。
迷っている女性社員に言えるとしたら、家族はこうあるべきとか、仕事をしていると子供がかわいそうとか、自分で勝手に作ったルールが自分自身の壁になってしまうことも多いということ。でも、そのルールを変えれば、違う景色が見えてくることもあります。これは、私が育休から仕事に復帰した時、女性の先輩社員が気づかせてくれたことです。その先輩の想いも引き継いでいきたいですね。