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制作OJTペア

先輩後輩

2年間の施工管理の経験が営業としての自分の武器に。

2009年 新卒入社

制作

久保 慶一郎

Keiichiro Kubo

2020年 新卒入社

営業

山根 拓也

Takuya Yamane

はじめに

セレスポに入社した男性社員の多くは、まず「施工センター」に所属し、先輩社員とのOJTでイベント会場の施工管理などを基礎から学びます。
今回対談していただいたのは、本年度の3月に施工センターを旅立ち、現在は営業職として日々業務に向き合っている山根さんと、その教育担当として入社直後から指導にあたった施工管理のエキスパート・久保さん。
お二人に、セレスポの職場の雰囲気から、自らが考える営業職と施工管理職の違いなどを、ざっくばらんに語り合ってもらいました。

先輩社員が作ってくれていた「話しやすい雰囲気」の職場

久保:山根くんが入社したのは、新型コロナの最初の緊急事態宣言が出た年で、出社自体なかなかできず、初めて会ったのが6月だったよね。たしか最初の日、山根くんは……。

山根:乗っていた自転車のチェーンが切れて軽い怪我をして、そのまま初出社になってしまって(笑)

久保:だから、最初は「そそっかしい子なのかな?」と思っていました(笑)。でも、大学院卒ということで他の新入社員よりも少し年上というのもあったのだろうけど、すぐに「しっかりしているし、真面目で落ち着きがある新人さん」という印象に変わりました。それは、仕事への取り組み方も含めてね。

山根:ありがとうございます! 私は、久保さんがほぼ10年先輩なので、正直お会いする前は「恐る恐る」という感じでした。でも、すぐに「いろいろなことを丁寧に教えてくださる本当に優しい先輩」という印象になり、それは今も変わっていません。

久保:またまたー(笑)。でもそれは、年齢が離れている先輩であっても、新入社員と「できるだけ話しやすい環境にしよう」という部署の方針も影響しているのかもしれないね。私だけでなく、他の先輩社員も話しやすい雰囲気だと思うし。

山根:本当にそうですね。それに加えて久保さんはプライベートな話題も気さくに投げかけてくれたので、仕事に関係ない会話もたくさんさせてもらいました。例えば私の彼女の話とか(笑)

久保:それに、好きな女優さんの話とかもね(笑)

山根:久保さんを始めとする先輩たちが、ごく自然にそんな柔らかい雰囲気を作ってくれたからこそ、自分は1年目から「仕事のやりやすさ」を感じていました。

久保:それは良かった! でも、その反面あくまでも仕事なので、お客さまとコミュニケーションを取る時はそういう、ある種「ゆるい」雰囲気は出さずに業務にあたってもらいたいな、とも思ってもいました。

山根:切り替えをされているのは、一緒に行った現場ですごく感じていました。それに久保さんは、営業の方がいないタイミングでもお客さまと話されていましたよね。そこで、全体を把握しつつ、お客さまのことも考えながらやり取りをされる姿が、自分としてはすごく勉強になりました。

久保:そう思ってもらっていたのは、私としてもとてもうれしいです。

山根:ところで、自分は大学のサッカー部でイベントに関わっていたのが楽しくて、その延長で「将来は大きなスポーツ大会に携わりたいな」と思ってこの会社に入りましたが、久保さんはなんでセレスポに就職されたのですか?

久保:ずいぶん昔のことなので忘れかけているけど(笑)。実は、最初はテレビなどの映像媒体に興味を持っていたんですよ。でも、「いま起こっていることを生で感じられる『イベント』に携わるほうが、より達成感を味わえるのではないか」と思ってセレスポを選びました。

お互いに補いながらイベントを作り上げる、セレスポの「制作」と「営業」

久保:山根くんは本年度から営業になったわけだけど、今はどんなふうに働いているの?

山根:職種が変わってすぐということもあり、西東京支社の教育担当の方と一緒に、定期的にやっているいわゆる「定例案件」の営業活動をしています。飛び込みも何件か経験しましたが、私が入る以前から支店と関係があるお客さまと話す機会の方が多いですね。具体的には、地域のお祭り関係の仕事がメインです。

久保:セレスポではお祭りも業務として多く扱っているからね。それには営業として、どのように関わっています?

山根:やはり事前の打ち合わせを大切にしています。例えば、お祭りを主催する自治体のお客さまと、どの出展者さんがどのテントを使い、その中にどれだけ椅子やテーブルが必要か、装飾品をどうやって会場に飾り付けるかなどを事細かに話し合います。もちろん、実際に会場を設営していただく自社や協力会社さんの制作担当の方とも、事前に十分打ち合わせをして当日を迎える、という感じです。

久保:それだけの準備をしたお祭りが成功すると、やっぱり達成感はすごいよね。

山根:もちろんそれはすごく充実しますし、お祭りが始まってしまえば楽しめる部分もありますが、当日に雨が降ってしまったら、もう本当に大変です!(一同笑&同意)。でも、それも計算に入れながら準備をするのも、営業の仕事だと思っています。

久保:2年間、施工センターで制作の仕事に携わり、それから営業に移った山根くんが、二つの職種を経験したことで実感したことはありますか?

山根:制作を2年間やらせていただいたことで、「現場の設営時に気を付ける部分」を、ある程度は理解することができました。それが営業としてお客さまのご要望をお聞きするときなどに、とても役に立っています。それに、制作だった時に「営業の方はなんでこのやり方をしないのかな?」と思ってことが、実際に営業になってみて「営業は営業で難しい部分もあるのだな」と分かったこともあります。

久保:支店にも制作スタッフがいるので、営業と連携して業務を進めていける。セレスポには、二つの職種がお互いに分からないことを補いながら、うまくイベントを創れる環境があるよね。

山根:その通りで、いまも「制作スタッフがいないと分からないこと」がたくさんあります。営業からすると「これはできるだろう」と考えていることも、制作から見ると「それは無理だよ」という事案があったりします。そんな時も制作スタッフが実際に打ち合わせに来てくれたりするので、本当に「協力しながら」やらせていただいている、と実感しています。でも、最終的には制作サイドに頑張っていただくケースも多いです。「無理を言ってすみません!」という感じで……。

久保:逆に言うと、そうなった時が制作にとっての「見せ場」なんだよね。そこが職種が別れている理由の一つだと思うし。それでやり遂げた時、制作としても「やってやったぞ!」という達成感はすごいです。

制作の現場で学んだことは、将来の営業職を希望する人にも必ず役に立ちます

久保:施工センターで2年間一緒に仕事をしていた時に担当させていただいたあるお客さまから、山根くんに「引き続き業務に当たって欲しい」というご指名が来たと聞きました。その時、あなたの成長を感じたし、自分としても「信頼されて仕事をしているんだな」と思ってとてもうれしかったです。

山根:(照れ笑い)(一同笑)

久保:最後に、今これを見てくれている学生の皆さんになにかメッセージがあれば。

山根:自分は最初、どちらかと言うと営業がしたくてセレスポに入りました。でも、最初に2年間制作をやらせていただいたことで、勉強になったことがたくさんありました。なにより、実際に自分が制作として現場に入ったことでイベントが成立するのに、すごい達成感を得られたんです。将来的に営業を目指す人も、自分のように制作を経験したことで絶対に仕事がやりやすくなります。では、久保さんもお願いします!

久保:どうしてもイベントの制作「現場」というと、肉体労働のイメージが強いと思います。でも、セレスポの施工管理は「現場を管理しながら、自分の指示で一つのイベントを作り上げていく」業務なので、営業とも同じ視点から仕事をしています。最初に制作の現場で経験することは、どの道に進んでも必ず役に立ちます。まずは前向きに制作に取り組んでいただき、そこから自分の望むキャリアを目指してくれるとありがたいです。

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